やわらかマネジメントメソッドについて

やわらかマネジメントは、
初めて部下を持つ“やさしくまじめなマネジャーが、自分の特性を活かして、チームで成果を出すこと」を目的にした実践メソッドです。


そのために必要なのが「3つのマネジメント」です。
 ①自分を整えるセルフマネジメント
 ②自分と他者をつなぐコミュニケーションマネジメント
 ③自走できる組織になるチームマネジメント

この3つは、単なるスキルの寄せ集めではなく、
上記の目的を達成するために必要な要素を構造化したものです。
3つがつながって初めて、“頑張り続けなくても回るマネジメント”が実現していきます。

1つずつ解説します。

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自分を整えるセルフマネジメント
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最初のフェーズは「自分を整える」です。

え? 部下マネジメントなんだから他者への働きかけではないの?
そう思った方もいらっしゃるでしょう。

しかし、「自分を整える」を無視して
知識やスキルを学んだり、表面上の問題解決に走っても、
必ず以下のような苦しい状態にリバウンドします。

・自分を後回しにしてしまう
・相手に合わせすぎて疲弊する
・一人で抱え込みやすい
・チームが自走せず、自分が回し続けている

なぜならば、ここに戻るように無意識に設計された強力な癖があるからです。
この癖を緩めない限り、学んだスキルをさらに燃料に変えながら状態を強化します。
走るフォームが悪いまま筋力をつけていき、体への負担を大きくしていく現象に似ています。

まずは、立ち止まって「苦しい状態を引き起こす自分の癖」を理解し、
徐々に修正する(緩める・手放す)必要があります。


また、マネジャーやリーダーはコンディションコントロールも大切な仕事の1つです。
心身の状態が悪いと、感情に振り回され、ネガティブな思考にとらわれ、行動力が失われます。
冷静な判断も、大胆な発想も、チームを活性化することもできません。
自分一人だけではなく、チーム全体に悪影響をもたらします。

だからこそ、「セルフケアの習慣化」「感情コントロール」「セルフイメージ更新」などに一緒に取り組み、まずは自身の「余白」をつくりましょう。


<期待できる変化>
 気持ちに余裕が生まれる/気疲れしにくくなる/判断が迷いにくくなる/自己否定の言葉が減る/
 必要以上に背負わなくなる/完璧思考や白黒思考が緩む/目指す姿が明確になる/希望が見える/
 モチベーションが高まる/声をかけられやすくなる
 など



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自分と他者をつなぐコミュニケーションマネジメント
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コミュニケーションマネジメントと聞くと
「相手を意のままに操作できるリモコン」があればと期待したくなりますが、もちろんありません。
むしろ、そんな思いは見透かされ、信頼関係を崩す要因となります。

では、ここでは何をするのか?

よいコミュニケーションとは、『自分の言いたいこと』を『相手が食べたい形』に料理すること
と言われるように、コミュニケーションは究極「人間理解」に尽きます。

ここでフェーズ1の「自分が整えること」が2つの意味で効いてきます。
1つ目は「相手を冷静に見る余裕」が生まれることです。
自分が満たされることで、相手のことをフラットに考えられます。
順番が大事です。

2つ目は「他者理解の土台」ができ始めていることです。
他者理解は自己理解の深さに相関しますから、フェーズ1で自分に向き合った時間は
よいコミュニーション(人間理解)への布石になっているのです。


突き詰めると次の2つを徹底的に問うていくことです。
あなたがコミュニケーションを取りたい相手はどんな人なのか?
その人はどんな関わりを欲しているのか?
これらを個別ケースに置いて一緒に考えていきます。


その上で、有効な知識や技術はお伝えします。
必要であれば練習し、最後は現場で少しずつ試していきます。

ここまで読んでおわかりいただける通り、
フェーズ2では単に口から出るセリフを変える「台本チェンジ」ではありません
あなたの中の「人間観」が変わることで、関わり方は自然と変わっていきます。
関わり方が変われば、関係性が変わっていきます。


<期待できる変化>
人と話すのが楽になる/報連相が増える/相手(自分)のよさに気づく/発言が前向きになる
誤解・ストレス・言い訳・我慢が減る/納得・笑顔・感謝・前向きが増える/新しい発想が浮かぶ/
雑談が増える/注意や依頼が自然にできる/信頼関係が深まる/あなたへの印象が変わる
 など



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自走できる組織になるチームマネジメント
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あえて「自走できる組織にする」とは書いていません。
チームを育てるのはマネジャーだけではなく、チーム全体で取り組む仕事だからです。

マネジャーひとりが張り切るほど、チームは自走から遠のきます。
理想のチームを一緒に目指す過程で自走するメンバーが増えていく」です。

そのためには理想のチームをメンバー全員で共有し、
メンバーに仕事や役割を任せていく必要があります。

ここでフェーズ2の「人間理解」が効果を発揮します。

理想の組織像が一致しているからこそ、みんながそこを目指したくなります。
あなたがメンバーの想いや特性を理解できているからこそ、誰に何を託せばよいのかがわかります。
信頼関係が構築されているからこそ、助け合えます。

制度や仕組み、あるいは言葉だけ変えても、本当の意味でチームは変わりません。

あなたやメンバーはどんなチームにしていきたいのか?
誰にどんな力を貸して欲しいのか?
自分が担うべき役割は何なのか?
あなたが手放すことで得られるのは何か?

これらを一緒に考えながら、メンバーが自分の足で走りたくなる環境をつくっていきます。


<期待できる変化>
抱え込みが減る/助け合いが生まれる/積極的な意見が増える/問題が小さいうちに見つかる/
メンバーが組織運営に参加する/マネジャー不在でも会議が成立する/挑戦するメンバーが増える
「ここに移籍したい」という声が届く/上司からの信頼が増す/評価が上がる/家族の機嫌がよくなる

など

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